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Author:でーちゃん
早稲田大学商学研究科博士課程に在学しています。趣味は管理会計、特技も管理会計。管理会計は人びとを幸せにする。という信念のもと、管理会計の情報を発信していきます。


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●清水ゼミでは何をやってるの?
清水ゼミの現在の活動をお伝えすると、

4年生は洋書の輪読を行っています。お題は清水先生の'Management Control Systems in Japan'です。
著者じきじきに指導を受けられます。

3年生は和書の輪読を行っています。お題は清水先生の『戦略実行のための業績管理』です。
著者じきじきに指導を受けられます。

+3年生は記事発表を行っています。記事発表というのは、ビジネス誌の記事を自分なりに分析して報告するものです。

輪読は既読の本なので記事発表について軽くお伝えします。毎回、面白いですよ。


●3年生記事発表×3

・「メルカリに食われるリユース業界の悲鳴」
メルカリという旬なテーマでありつつ、「魅せ方」も上手でした。リユース市場の分析→メルカリのビジネスモデル→競合分析という流れが見事でした。うまい切り口、3C分析になっています。無意識だとしたらすごい才能ですね。有価証券報告書などのデータも示されていましたし、語り口もうまかったですね。説得力のある報告でした。


・「JALの新たな成長戦略は、なぜ『控えめ』なのか」
JALといえばアメーバ経営というのが、最近の管理会計のトレンドです。そのアメーバ経営についてしっかり調べてありました。利益連鎖管理は、4年生でも知らない人が多いのではないかと思います。
加えて、ユニットコストや価格も計算していて、「管理会計らしい」お手本のような報告でした。数字に裏付けされた論理展開もうまいですが、競合のANAやLCCとの比較がしっかりしている点も素晴らしかったです。


・「JR東日本、新幹線VS航空の『30年戦争』の勝者はどちらか」
背景・財務分析・提案とうまい構成でしたね。新幹線と航空機の利用率が逆転する「4時間の壁」というのがあるのですが、それだけがKPIではない、という主張もよかったです。時間短縮だけでは能がないわけです。データをエビデンスとして大量に保持していた点も、素晴らしいです。大変だったとは思いますが、うまい質疑応答でした。


テーマ選定が面白いのもさることながら、皆さん下調べが物凄いですよね。結構、意地悪な質問が出るのですが、詰まることなく答えられていて、毎回感心させられます。
皆さん自信をもって堂々とプレゼンできているのは、それだけ周到な準備ができている証明でしょう。
今週のゼミは、記事発表が3連続なので、今から楽しみです。
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梅雨ですね。

研究セミナーに参加しに、千葉大学まで行ってきました。
キャンパスが広大で若干迷いました。

聞きたいことも聞けたし、知りたいことも知れたので、非常に満足な時間でした。


●青木先生『サービス業における収益管理の現状と課題 —7年間の観測から見えてきたこと—』

レベニューマネジメントと、その実態調査で何をやってきたのかに関する報告でした。
レベニューマネジメントとというと、昨年度のインゼミで慶応の子たちがアパホテルを分析していましたね。
「これって管理会計なの?」と思った記憶があります。が、その疑問が氷解しました。

収益最大化を目的としているから「レベニュー」マネジメントなわけですが、
その特徴は、「需要予測」「価格設定」「キャパシティ配分」の3つに集約できます。

需要予測をもとに、予約数のマネジメントを行います。その手段が、価格とキャパシティ(部屋の提供数)配分です。
たとえば、ホテルが価格の設定を変えたり、各旅行代理店に提供する部屋数の割り当てを変えたりといった行動です。

予算と需要予測をもとに……
⇒P(価格・キャパシティ配分の決定)
⇒D(予約の受付)
⇒C(需要予測と予約実績の差異分析)
⇒A(価格とキャパシティ配分の変更)

このように、奇麗にPDCAサイクルになるんですね。これまさに管理会計ですよ!
他にも書ききれないほど、へえ、と思うことが多くて目から鱗でした。
変化適応型という意味では、予測型経営に近い考え方かもしれませんね。

アンケート調査では、事前に実務家に見てもらうといいですよ、という点が印象的でした。


●伊藤先生『日本製造業の経営管理の現状とあるべき姿についての一考察』

実務をよく知る先生だからこその報告でした。
投資をPPMで管理できないのは、日本的な雇用慣行の影響がかなり大きいようですね。

以上、非常に素晴らしいひと時でした。
他にも、司会の園田先生の議事進行がとても素晴らしかったです。
事前に、司会者からの問題提起をすることで、スムーズに流れていきました。
●清水ゼミ、第二回見学会
見学会でしたね。多くの方がいらしてくださり、誠にありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。
見学者の皆さまからも、活発な意見が出されていて、素晴らしい見学会だったと思います。


●3年生、記事発表
3年生の記事発表は、『カルビーが株主に左右されず成長できる理由』でした。

シェアや売上高、利益率など数字や事実ベースで分析していく点が、会計らしいな、と思われたのではないでしょうか。
しかし、カルビーの戦略を分析・考察している点は、会計らしくないな、と思われたのではないでしょうか。

また、株主重視が本当に良いのか? という点を議論していくのも、財務会計ではあまり見られないでしょう。

ここが管理会計の魅力で、ファクトベースを基礎に、経営戦略といったビジネス全般を考察の対象としています。
今回の報告では、①顧客重視、②簡単な数字を使った経営、③考える経営、という3要素が、ビジネスモデルの成功要因であると分析していましたね。
その通りだと思います。

ただ、先週のGUなど海外展開に失敗・苦戦している日本企業が多いのが気になりますよね。

●ゼミ選びについて
お久しぶりです。かなり間が開いてしまいました。
先週は第一回目のゼミ見学会でしたね。
いかがでしたでしょうか? 内容もよかったですが、雰囲気も感じ取っていただければと思います。

管理会計系(規範論)は伊藤・清水・長谷川が3大ゼミで、類似した領域を扱っています。
とくに、清水ゼミと長谷川ゼミは、合同合宿をしていますし、インゼミでは3ゼミが勢ぞろいします。

・会計と経営戦略が好きな人。
・電卓をたたかない会計、経営に役立つ会計を学びたい人。
・プレゼンやディスカッションがうまくなりたい人。

是非とも見学にいらしてください。
そして、3大ゼミのどれを選ぶかで迷っている人は、ずばり雰囲気・フィーリングで選ぶといいです。
ちなみに、清水ゼミのスローガンは「本気で勉強、本気で遊ぶ」ですよ。

興味のある方は、今週の木曜日にもう一度見学会があるので、お待ちしております。


●清水ゼミのイベント報告
さて、前回更新してから、

・春合宿
⇒『現場が動き出す会計』(伊丹先生ほか)

・学部ゼミ
⇒4年生『Management Control Systems in Japan』(清水先生)
⇒3年生『戦略実行のための業績管理』(清水先生)、雑誌記事発表

・大学院ゼミ
⇒博論、修論指導、輪読

などがありました。
春合宿も面白かったですし、3年生の記事発表は気合が入っていて見ものです。
4年生も英語でプレゼン&ディスカッションをやっていてレベルが高いですね。

そんな感じの清水ゼミの実況中継をしていきますので、よろしくお願いします。


●清水ゼミ記事発表について
3年生の記事発表は、いろいろな企業がありましたね。
ルイヴィトン、ジャパネットたかた、GU、串カツ田中、キャノン、自動運転などなど
どれも興味深かったです。皆さんよく調べてあります。


●清水ゼミ英語発表について
1コマ丸々英語でやります。日本語しゃべれません。
報告すると大変ですが、非常に自信になります。
英語だけれど、できるだけ分かりやすく説明してくれるので、素晴らしいです。
難しいものを難しく説明するよりも、難しいものを易しく説明する方がはるかに困難ですからね。
三寒四温な日々ですね。
メルコという管理会計専門の珍しい財団が主催した、若手研究者向けセミナーに行ってきました。
いつも通り最前線に座って、いつも通り真っ先に質問しました。
いっしょにきた同僚も、初めての学会で堂々と質問していて偉かったですね。

立教大学の学生食堂でかつ丼を食べました。物凄いお洒落な学食で、でかいカツどんを食べたのは、なかなか印象深かったです。
立教の学食は有名みたいで、何度かテレビでも見かけたことがあります。
皆さまも、立ち寄られたときはぜひお試しください。


●学会

さて、プログラムは3つありました。

・EDEN Doctral Sminar にみられる定性的研究方法の概要(澤邉先生)
・定量的研究のレリバンスと妥当性を高める(梶原先生)
・英文ジャーナル公刊に関する私論(奥田先生)

ざっと、感想を述べますと、「研究手法」が大事。これにつきました。
EDEN(イーデン)というヨーロッパの団体が、5日間の集中プログラムで、若手を鍛えているそうです。
それだけ、研究手法を大事にしているということですね。ただ、20万もかかりますが。

研究論文は、実務への有用性と理論的な厳格さ(緻密さ)のトレードオフになっています。
ヨーロッパは有用性重視ですし、アメリカは厳格さを重視しています。日本はヨーロッパ寄りですかね。
なので、数学の知識がなくても、日本の管理会計の論文は読み込めるわけです。卒論を書くときに助かりますよ。

英文ジャーナルに乗せたいと思ったら、長いと4~5年かかることを覚悟しないといけないそうです。
何度も落ちるし、待たされる覚悟が必要です。

特に面白かった話は、英作文ではなく「英借文」をしろ、でした。
つまり、サマリーとイントロダクションの文言や構成を真似なさい、ということです。
別に、剽窃(盗用)しろといっているわけではなく、内容が異なれば、表現を借りても自然と別物になるそうです。

懇親会で隣になった一橋の院生と話して、苦手な研究手法は、勉強会でも開かないとだめだよね、ということに気づきました。
勉強会を立ち上げたいので、いろいろ思案中です。

あと、長谷川ゼミの私の2つ下の後輩が、一橋の院生になっていました。
実は、私の同期の長谷川ゼミのとても優秀だった子も一橋にいっています。
頭脳流出ですねー。


●春合宿

今年も、恒例の鴨川セミナーハウスになりました。
課題図書は・・・

伊丹敬之・青木康晴著「現場が動き出す会計」

です。このテキストは、一橋では大学院生の授業でも使われています。
けれども、実用書としても書かれており、学部生でも十分に読める本です。

予習をおすすめします。
準備も大切です。

新3年生は記念すべきデビュー戦です。頑張ってください。
そして、新4年生は卒論に向けていよいよスタートです。良いテーマが見つかるといいですね。

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