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Author:でーちゃん
早稲田大学商学研究科博士課程に在学しています。趣味は管理会計、特技も管理会計。管理会計は人びとを幸せにする。という信念のもと、管理会計の情報を発信していきます。


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三寒四温な日々ですね。
メルコという管理会計専門の珍しい財団が主催した、若手研究者向けセミナーに行ってきました。
いつも通り最前線に座って、いつも通り真っ先に質問しました。
いっしょにきた同僚も、初めての学会で堂々と質問していて偉かったですね。

立教大学の学生食堂でかつ丼を食べました。物凄いお洒落な学食で、でかいカツどんを食べたのは、なかなか印象深かったです。
立教の学食は有名みたいで、何度かテレビでも見かけたことがあります。
皆さまも、立ち寄られたときはぜひお試しください。


●学会

さて、プログラムは3つありました。

・EDEN Doctral Sminar にみられる定性的研究方法の概要(澤邉先生)
・定量的研究のレリバンスと妥当性を高める(梶原先生)
・英文ジャーナル公刊に関する私論(奥田先生)

ざっと、感想を述べますと、「研究手法」が大事。これにつきました。
EDEN(イーデン)というヨーロッパの団体が、5日間の集中プログラムで、若手を鍛えているそうです。
それだけ、研究手法を大事にしているということですね。ただ、20万もかかりますが。

研究論文は、実務への有用性と理論的な厳格さ(緻密さ)のトレードオフになっています。
ヨーロッパは有用性重視ですし、アメリカは厳格さを重視しています。日本はヨーロッパ寄りですかね。
なので、数学の知識がなくても、日本の管理会計の論文は読み込めるわけです。卒論を書くときに助かりますよ。

英文ジャーナルに乗せたいと思ったら、長いと4~5年かかることを覚悟しないといけないそうです。
何度も落ちるし、待たされる覚悟が必要です。

特に面白かった話は、英作文ではなく「英借文」をしろ、でした。
つまり、サマリーとイントロダクションの文言や構成を真似なさい、ということです。
別に、剽窃(盗用)しろといっているわけではなく、内容が異なれば、表現を借りても自然と別物になるそうです。

懇親会で隣になった一橋の院生と話して、苦手な研究手法は、勉強会でも開かないとだめだよね、ということに気づきました。
勉強会を立ち上げたいので、いろいろ思案中です。

あと、長谷川ゼミの私の2つ下の後輩が、一橋の院生になっていました。
実は、私の同期の長谷川ゼミのとても優秀だった子も一橋にいっています。
頭脳流出ですねー。


●春合宿

今年も、恒例の鴨川セミナーハウスになりました。
課題図書は・・・

伊丹敬之・青木康晴著「現場が動き出す会計」

です。このテキストは、一橋では大学院生の授業でも使われています。
けれども、実用書としても書かれており、学部生でも十分に読める本です。

予習をおすすめします。
準備も大切です。

新3年生は記念すべきデビュー戦です。頑張ってください。
そして、新4年生は卒論に向けていよいよスタートです。良いテーマが見つかるといいですね。
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あけましたけれど、おめでとうございました。今年もよろしくお願いします。

先月、恒例のクリスマスパーティーが催されました。
神楽坂のラ・レッテラというイタリアンのお洒落なお店です。

ミニスカサンタがでてきましたね。私の時を思い出しました。
私たちもミニスカサンタコスを着て、パヒュームの曲でデビューしました。
ユニット名はBSC48です。踊りを覚えるのが大変でしたね。
……まあ、一夜限りで解散しましたが。

楽しいひと時でした。


●4年生 卒論 
先生からコメント付きで卒論が返却されました。
参考文献にいたるまで、しっかりと指導してくれるゼミは、珍しいのではないでしょうか。
本気で勉強、本気で遊ぶ。がモットーのゼミですが、教授が本気で指導してくれるのもまた魅力の一つだと思います。

手厳しいコメントを頂いた方もいらっしゃるでしょうが、それだけ真剣勝負だということです。
好き嫌いでえこひいきされることはないので、凹まずに手直しするといいですよ。

●4年生 ケーススタディ
ケーススタディ形式の授業をまっちー先生が行いました。
バーチ製紙会社という企業の内部振替価格に関するケースです。
議論もほどほどに盛り上がり、面白かったです。
皆さんしっかりと予習されたようで、感心する発言も多かったですね。

●3年生 インゼミ
インゼミも残すところは、学内インゼミのみとなりました。
最後のチームは、長時間労働の研究と公共事業のVEの研究です。
どちらもほぼ完成といっていいと思います。
ロジックも問題ないでしょう。

結論に難ありと指摘を受けましたが、限られた時間・資料で貢献の高い結論を導くの至難の業です。
斬新な提案ができれば面白いですが、得てしてロジックを無視した提案になりがちです。
最低限、ちゃんと目的と結論が一致していればOKです。
本番を楽しみにしております。


●3年生 記事発表
ビジネス・エコシステム、フィンテック、コストコの報告がありました。
どの報告もよく調べてあり、報告者の見解・意見も明確に述べられていました。
新しい概念をこれでもかと調査、分析、考察して自分の言葉で語っています。

質疑応答にもきちんと答えたうえ、隠しスライドを準備した方もいましたね。
いずれも大作で迫力があり、非常に素晴らしいプレゼンでした。

・ビジネス・エコシステムは、初めて耳にした概念でしたが、事例を使って詳細に述べられて、なるほどと思いながら聞いていました。
特に、報告者の就職先で得た情報を上手に使っていましたね。
二次情報のみならず貴重な一次情報を組み合わせてあり、説得力のある報告でした。流れもうまかったです。

・フィンテックは難しい概念でしたが、言葉を砕いてわかりやすく伝えようと努力したのが伝わってきました。
3つに要素分解したうえで、抽象的な概念を豊富な具体例をあげながら説明されていたので、とても理解しやすかったです。
背景、金融業界への影響、銀行の動き、という構成も上手でした。

・日本におけるコストコの戦略を分析していました。
疑問点が秀逸で、コストコの分析、同業他社の分析、それらを踏まえた考察という綺麗な流れに収まっていました。
グリットしたフレームワークに当てはめて、他社と比較されており、これぞ研究といってよいでしょう。

以上、好き勝手に論評してしまいましたが、いずれにせよ共通してバリューの高い報告だったのは間違いありません。
ただ、もともとは30分でやるものなので、無理して大作を作ろうとしなくても大丈夫ですよ。

いまの3年生の代は、歴代の中でも記事発表のレベルが特に高い印象をもっています。
もし、もっと研究したい! と思ったら、卒業論文にするのも一つの手段です。
そして、早稲田商学の懸賞論文への投稿もぜひ視野にいれてはどうでしょうか。
12月20日に、再び早稲田大学の新築3号館で4大インゼミが開催されました。
参加大学は年によって変更がありまして、私の頃は青山学院が入って5大インゼミでしたね。

清水ゼミからは、日本企業の撤退基準チームと日本電機産業の海外展開チームが参加しました。
4つの会場で同時並行して報告が行われるため、自分の好みに合った報告を選んでいくことになります。
ゼミごとにカラーが異なるので、楽しめたのではないでしょうか?

以下、私が見た報告です。


●日本におけるABC(藤崎ゼミ)
事例を使って丁寧に説明していました。
ABCとTDABCの実務上の比較をして、TDABCが有用であるとの結論でした。
TDABCが本当に低コストかつ伝統的な配賦計算よりも正確なのか、についてもう少し掘り下げられればもっと良くなったと思います。


●ホテル業におけるレベニュー・マネジメント(園田ゼミ)
最近話題のインバウンド(訪日観光客)に関する報告でした。
コストのほとんどが固定費の産業において、売上(レベニュー)をあげることが至上命題であり、レベニュー・マネジメントが必要になります。
アパホテルへの質問調査をしている点が素晴らしい。報告の仕方も上手でしたね。
欲を言えば、需要予測についてもう少し詳しく知りたかったです。


●チームキャプテンの個人成績とチーム成績の関係性(山野井ゼミ)
統計分析を主体とした報告でした。
バレーボールのキャプテンの強さとチームの強さが関係ないという発見が面白かったです。
「チームのメンバーの中でも年齢が上で、常にフィールドにいてくれる人」が望ましいという結論は、なるほどと思いました。
コンテンツをもっと盛り込んでもよかった気がします。


●食品メーカーにおける中期経営計画の経営成果への影響(福田ゼミ)
中期経営計画を統計的に分析していました。
きちんと先行研究に当たっている点は、とてもよかったです。
これぞ研究、という好例でしょうね。
あとは、面白い考察をしていたので、そのあたりを補強するデータが欲しかったです。


●CEOプレゼンテーションの特性が企業価値に与える影響:統計的分析(山野井ゼミ)
ここも統計分析でした。
自分たちで人を集めて実態調査をしている点が非常に素晴らしかったです。
プレゼンの仕方も上手でしたね。聴衆を飽きさせないように工夫されている報告でした。
決算動画の有無が株価に正の影響を与えるなどという具体的でポジティブな発信ができていましたね。


●講評
先生方の講評としては、報告時間よりも早く終わってしまったうえに、議論が盛り上がらない報告が多かったと指摘されていました。
例年、報告時間をオーバーすることのほうが多いので、今年はちょっと意外でしたね。

質疑応答はディスカッションの時間であり、単発の質問ではなく、二回くらい投げ返すようにしましょうとのことです。
私も単発の質問ですぐにありがとうございます、と締めてしまう傾向があるので、耳の痛いご指摘です。
あらかじめ自分の質問に対する答えを想定してから投げると、キャッチボールはうまくいくことが多いです。
フロア全体でディスカッションできるようにしましょう、とのことでした。

いかに面白いと思ってもらうか、コアとなる部分に焦点をあててイントロダクションは省いていい、という指摘。
自分たちの興味関心から丁寧に述べていくべきだという指摘。
相反する指摘ですが、その場に応じて両方に対応できるといいですね。
個人的には時間が余るくらいなら、興味関心のイントロを入れてもいいでしょうし、オーバーするくらいなら削った方がいいと思います。


非常に素晴らしい報告の数々でした。
3年生の皆さん、お疲れさまでした。

来年は、横浜市立大学での開催になります。
校舎が新しくなっているそうなので、楽しみですね。
早慶インゼミが、12月10日に政治経済学部の3号館で開かれました。
3号館は初めてだったのですが、豪華で驚きました。
2年生も数名頑張って参加されていたようで、素晴らしいですね。
来年のインゼミにきっと役に立つはずです。とくに、内容はわからなくても、プレゼンの構成に注目するといいですよ。

以下、ハイライトです。


●JALの破綻と再生からみるアメーバ経営(長谷川ゼミ)
アメーバ経営とJAL式アメーバ経営を対比させて論じていました。
JALのケースを深堀できていてよかったですね。

研究の興味、関心を最初にもうちょっと示してはどうか、との指摘がありました。


●価値を作り出す統合報告書(吉田ゼミ)
統合報告書をクラスター分析をしていました。
非常に非常にレベルの高い報告でした。
考察をもう一ひねりすれば、学会でも通用するのではないでしょうか。

統合報告書が、逆に企業内部の経営に影響を与えるのかどうかが検討できると面白かったですね。


●積極的な女性起用が生み出すビジネスチャンス(伊藤ゼミ)
女性比率の高い積水ハウスリフォームをたたき台に分析していました。
とくに、電話インタビューをしていた点が素晴らしかったです。

関西に直接インタビューしに行こう、と伊藤先生が提案したら、忙しいので無理です。とゼミ生に振られてしまったそうです。
前向きな研究発信もよかったです。


●PFI事業の入札者数減少要因に関する考察(横田ゼミ)
ここもインタビュー調査をしており、とてもよい報告でした。
きちんと全体をフレームワークで示していた点もよかったですね。
オリンピック問題もあり、ホットなテーマでした。

公務員に学ばせたら面白いのでは、との指摘もありました。
また、現実にはコンサルタントに丸投げされるそうです。


●The function of the BSC at the PMI process(清水ゼミ)
異色の英語によるプレゼンでした。簡潔かつきちんとまとめられていましたね。
質疑応答もよかったです。

管理会計のインゼミなんだから、BSCの分量は減らしたら? とコメントされていましたが、もともと京都インゼミ用のプレゼンだったので、仕方ないです。気にする必要はないと思います。
BSC, OSM, PMIというビッグワードが3つも出てきたので、議論を深堀できなかった点が指摘されていました。
また、英語で対外発信するのなら、日本のケースを使うと外国人に喜ばれますとのことです。

あとは、南雲さんへのインタビュー調査をもっと前面に押し出せたらよかったですね。
一次情報はただ提示するだけでも価値があります。一次情報は最強なのです。


全体的に質疑応答がよかったのと、一次情報に当たっている点が素晴らしかったです。
非常に有意義な時間が過ごせました。
報告者のみなさん、お疲れ様です。
12月になりました。師走です。
3年生は来る12月10日(土)に早慶インゼミがあります。
場所は早稲田大学です。行けなかったらごめんなさい。


清水ゼミからは、京都大学英語プレゼンチームが参加します。
おそらく、うちが参加している管理会計系インゼミ史上初めての英語報告になると思います。
企業買収における買収後の統合におけるBSCの有用性に関する報告です。

質疑応答は日本語でも受け付けるそうなので、あまり身構えせず参加しましょう。
特に2年生は、今後のゼミ生活にとてもいい影響があると思いますよ。


●4年生
卒業論文報告でした。
全体的に特に大きな問題はない印象でした。
年末までにβ版を先生に送るわけですが、とても丁寧に先生が読んでくださります。
年始に赤入れで真っ赤になった論文が返ってきますから、覚悟しておくように。


●3年生
・公共経営VEチーム
VEに関してとても詳しく調べているのが分かります。
知識不足の聴衆に対するプレゼンとしてはもう完成しているといえるでしょう。
問題は、現在のVEがどうなっているかですね。

インタビューがうまくいけば、文句なしに光り輝く報告になると思います。
誰も知らない一次情報は最強の武器ですからね。


・モチベーションチーム
おそらく一番苦労しているチームかもしれませんね。
過去に何度かモチベーションに関する報告を見てきましたが、一番難航しているように思います。
内発的・外発的動機づけを用いたケース分析や、成果主義における管理会計情報の役割、おもてなしのサービスプロフィットチェーン、ダニエル・ピンクのモチベーション3.0などがありました。

働きがいや従業員満足に着目し、ハーズバーグの、二要因理論やサービスプロフィットチェーンなどいろいろ試行錯誤していました。
企業の人事や福利厚生政策、業績などといろいろな二次情報の収集能力は素晴らしいと思います。
十分な材料はあるでしょうから、あとは料理の仕方ですね。

料理の仕方は、材料を並べながら調理法を考える方法と、結論を考えてから逆算して材料を並べる方法があります。
たとえば、働きがいのある企業の労働環境を調べたところ共通点を見つけた。
たとえば、労働改革を進めるために○○をするべきだ。
などですね。

料理の仕方に困ったら、その分野の論文が参考になるでしょう。
あるテーマについて、1~2万字に主張を圧縮しています。その論理構成を真似るといいでしょう。
また、紹介されている先行研究も参考になるはずです。

電通の過労死問題というホットな話題を扱うのは、興味を引くという点では、とてもいいと思います。


全体の印象としては、皆さんインターネット情報の収集に関して非常に優れています。
おじさん世代としては、とても参考になっています。
インターネット上にない書籍や論文の比率が減少傾向にあるのは、時の流れを感じました。
一次情報集めに積極的にチャレンジしている点も素晴らしいですね。

ただ、信頼できる二次情報もまたうまく使えば武器になります。
私が学部生だったころは、研究書を借りたり論文をコピーしたりで大変だった記憶があります。


●プレゼミについて

2年生のプレゼミを今年もやるそうですね。
あらかじめプレゼンに慣れておくという意味で、とてもいい試みです。
参考文献のつけ方まで指導するそうで、レジュメもしっかり作っており感心しました。

ちなみに、プレゼミのミーティングでたくさんのテキストを持ってきたので、でーちゃんと呼ばれるようになりました。
「でー」はデータの「でー」なんです。
大熊庭園のミーティングで岡本清先生の原価計算をもってきたのは私くらいではないでしょうか。

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